BELS申請フルサポート
BELSとは
BELSとは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling System の頭文字からきています。
訳すと『建築物省エネルギー性能表示制度』であり、新築・既存・住宅・非住宅を問わず、全ての建築物を対象とした省エネルギー性能等について第三者機関による評価・表示制度のことです。
平成26年4月より非住宅でのBELS制度が始まりました。これは国土交通省が平成25年10月に制定した「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン(2013)」が基になっています。
平成28年からはモデル建物法(詳細はのちほど)が5,000㎡以上でも使用可能になり、計算を行いやすくなりました。
平成29年4月からは、さらに住宅も対象に加わり、対象が拡大されました。
BELS評価数
非住宅・複合建築物のみのデータですが、評価数をグラフにしました。
2016年から大きく増えている様が読み取れると思います。
また、階段状になっていることも読み取れますが、これは評価件数が時期により偏りがあることを意味しています。
2017年の8月がとび抜けているのはあるコンビニ会社様が店舗をまとめてBELS評価を取っているからです。
それを除くと年末から年度末にかけて数が増えています。
取得時期に制約がなければ、案件数が少ない春から夏の時期に評価を行うと混みあわずスムーズに取得しやすいです。
活用方法
BELSは経済産業省のZEBやZEH補助金、国土交通省の省エネ改修補助金などの要件で必須となっています。
先ほど読み取った年度末にかけて多くなるということはこの事によります。(原則単年度で事業を完了させる必要があるため)
その他としましては、ESG投資の指標としての役割、CSRの向上、不動産の販売促進等が挙げられます。